外壁塗装詐欺にあわないために!悪質業者の手口と対策

公開日:2026/01/15  

悪質業者 手口 対策外壁塗装の詐欺被害が急増しています。国民生活センターには年間1万件以上の相談が寄せられ、特に高齢者を狙った悪質な手口が巧妙化している状況です。大切な住まいと財産を守るため、詐欺業者の見分け方と信頼できる業者の選び方を知っておくことが重要になります。外壁塗装で失敗したくない方は、ぜひ最後までご一読ください。

外壁塗装詐欺でよくある危険な手口

悪質業者が使う手口を知ることで、詐欺被害を未然に防げます。

訪問販売による点検商法

最も多い手口が、突然家を訪問して「近所で工事をしています」「屋根が傷んでいるのが見えました」と声をかける点検商法です。無料点検を装って屋根に上がり、わざと瓦をずらしたり写真を見せたりして「今すぐ修理しないと雨漏りして大変なことになる」と不安を煽ります。実際には緊急性がない場合でも、専門知識のない住民は信じてしまいがちです。

モニター商法で特別感を演出

「今回、特別にモニターになってもらえませんか」「モニター価格で半額にします」と持ちかける手口も典型的な詐欺です。実際は最初から高額な価格を設定しておき、そこから値引きして通常の相場価格にするだけの仕組みになります。外壁塗装の相場は100万円から140万円程度ですが、300万円で設定してから140万円に値引きして「お得」に見せかけるのです。

その場での契約を強要

「今日契約してくれれば安くします」「他の業者に相見積もりを取られると困る」として、その場での即決を迫るのも悪質業者の特徴です。考える時間を与えると詐欺だとバレてしまうため、冷静な判断をさせないよう急かしてきます。外壁塗装のような高額な契約は、複数の業者から見積もりを取って検討するのが当然であり、即決を求める業者は避けるべきです。

悪質業者を見分けるチェックポイント

信頼できない業者には共通する特徴があります。

見積書の内容が曖昧

悪質業者の見積書は「外壁塗装工事一式○○万円」のように詳細が書かれていません。使用する塗料のメーカー名や施工面積、工程ごとの費用が明記されていない見積書は要注意です。

優良業者なら材料費と人件費を分けて記載し、どの塗料をどれだけ使うかも明確に示します。不明な点があれば遠慮なく質問し、納得できる説明がない業者は避けましょう。

会社の実態が不明

連絡先が携帯電話だけだったり、住所が存在しなかったりする業者は危険です。ホームページがない、または内容が薄い業者も信頼性に欠けます。

地元で長年営業している業者なら、地域での評判や口コミを確認できるはずです。また、建設業許可証や塗装技能士の資格を持っているかも重要なチェックポイントになります。

現地調査が短時間すぎる

適切な外壁塗装の調査には60分程度が必要です。建物の状態を詳しく確認し、写真を撮って説明するためには時間がかかるからです。

しかし悪質業者は15分から30分程度で調査を終え、大まかな面積だけ測って帰ってしまいます。劣化の状況を正確に把握せずに見積もりを出す業者は、適切な提案ができません。

信頼できる業者を選ぶ方法

良い業者を見つけるためのポイントを押さえておきましょう。

地元での実績と評判を確認

地域に根ざして長年営業している業者は信頼性が高いといえます。地元で悪い評判が立てば商売を続けられないからです。

近所で外壁塗装をした人がいれば、どの業者に依頼したか聞いてみるのも良い方法です。また、インターネットで口コミや評判を調べることも重要ですが、情報の真偽を見極める必要があります。

必要な資格と許可を持っている

一級塗装技能士や二級塗装技能士の資格を持つ職人がいる業者を選びましょう。これらの資格は実務経験と試験の両方をクリアしなければ取得できないため、技術力の証明になります。

また、500万円以上の工事を行う場合は建設業許可が必要なので、許可証を確認することも大切です。保険についても、賠償責任保険や工事保険に加入している業者が安心です。

詳細な見積書と丁寧な説明

信頼できる業者の見積書には、使用する塗料のメーカー名と種類、施工面積、工程ごとの費用が細かく記載されています。「足場代」「高圧洗浄」「下塗り・中塗り・上塗り」など、各工程の費用が分かれて書かれているかチェックしましょう。

また、なぜその塗料を選んだのか、どのような工程で進めるのかを分かりやすく説明してくれる業者を選ぶことが重要です。

複数業者からの相見積もり

1社だけで決めずに、3社程度から見積もりを取って比較検討しましょう。価格だけでなく、提案内容や説明の分かりやすさ、担当者の人柄も比較材料になります。極端に安い見積もりを出す業者は、材料費を削ったり工程を省略したりする可能性があるので注意が必要です。

詐欺被害にあった時の相談先と対処法

万が一トラブルに巻き込まれた場合の対応方法を知っておきましょう。

消費生活センターへの相談

外壁塗装の詐欺被害にあったら、まず消費生活センターに相談しましょう。全国共通の電話番号「188(いやや)」に電話すれば、お住まいの地域の消費生活センターにつながります。

専門の相談員が状況を整理し、適切な対応策をアドバイスしてくれます。相談は無料で、秘密も守られるので安心して利用できます。

住宅紛争処理支援センター

建築の専門知識が必要な場合は、住宅紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)に相談できます。一級建築士が電話で相談に応じ、契約前の見積書の内容もチェックしてもらえます。

クーリングオフ制度の活用

訪問販売で契約した場合、契約から8日以内であればクーリングオフで無条件に契約を解除できます。はがきやメールに契約年月日、商品名、金額、販売会社名を記載して業者に送るだけで手続きできます。クーリングオフが適用されれば、業者は無料で元の状態に戻す義務があり、お金を払う必要はありません。

まとめ

外壁塗装の詐欺被害を防ぐには、悪質業者の手口を知り、信頼できる業者を見極めることが重要です。訪問販売業者の甘い言葉に惑わされず、複数の業者から見積もりを取って慎重に検討しましょう。契約を急かす業者や見積書が曖昧な業者は避け、地元での実績がある資格保有者に依頼することをおすすめします。万が一トラブルにあった場合は、一人で悩まずに消費生活センターなどの専門機関に相談し、適切な対処法を取ることが大切です。

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