外壁塗装はやる意味がある?必要な理由や必要なタイミングを解説!

公開日:2024/06/15  

必要な理由

家は私たちの安らぐ場所や避難所であり、家の外壁は日々の厳しい環境から私たちを守ってくれます。しかし、外壁塗装を軽視すると、家全体の安全性や価値に影響を及ぼす可能性があります。本記事では、外壁塗装がなぜ必要なのか、塗装を怠った場合に起こる問題、そして外壁塗装が最も必要とされるタイミングについて説明します。

外壁塗装が必要な理由

外壁塗装が必要な理由にはいくつかの要因があるので、ひとつつずつ紹介していきます。

環境要因からの保護

外壁材は本来、防水機能を持っていません。これは、外壁がセメントや繊維質で構成されているためで、塗装によって初めて防水機能が加わります。

外壁塗装の主な目的は、家を長持ちさせることです。防水機能が低下すると、雨水の内部侵入が起こり、家の内部が腐食し始めることになります。

また、外壁の状態は家の資産価値にも直結します。定期的な塗装により外壁の劣化を防ぎ、メンテナンスコストを抑えることが可能です。

家の美観保全

外壁塗装は、家の美観を保つという点でも重要な役割を果たします。塗装が劣化し始めると、家全体の外観が老朽化して見え、印象が大きく変わることがあります。

家の外観は、将来的に売却を考えている場合や、地域の景観への配慮をする場合に重要です。また塗装は、家を太陽の紫外線や強風、大気汚染から保護する役割も果たします。

エネルギー効率向上

さらに、外壁塗装は、家の断熱効果を高める場合もあります。適切な塗料を選択することで、夏の暑さや冬の寒さを和らげる効果を得られます。

これによりエネルギー効率が向上し、光熱費の節約にもつながります。さらに、防音効果を高める塗料を使用することで、外部の騒音を軽減し、快適な住環境を維持できます。

構造の保全

また、外壁塗装は家の構造的な安全性を高めます。外壁塗装によって外壁のひび割れや剥がれを未然に防ぐことができます。

壁面の保護により壁体の内部への水分の侵入を防ぎ、構造材の腐食やシロアリの発生を抑制します。構造材やシロアリの問題は、長期的には家全体の安全性に影響を及ぼし、のちに大規模な修繕が必要になる場合もあります。

そのため、外壁塗装は単なる外観の美化を超え、家の長期的な健全性を維持するために不可欠なメンテナンス作業なのです。

外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装をしなかった時は、家にどのような影響をおよぼすのでしょうか。

家の外観への影響

外壁塗装を怠ると、約5年後には防水機能の低下や色褪せが始まります。8年経過すると、コケが発生しコーキング材も劣化します。

10年が経過すると、ひび割れ(クラック)や反りが発生し、雨水の侵入を助長し、外壁劣化が加速します。15年後には大きなクラックが発生し、20年後には雨漏りやコーキング材の脱落が起こり、約25年でシロアリ被害や耐震性の低下などが発生するリスクがあります。

家の住環境低下

外壁塗装を怠った場合の影響は、単に外観の問題にとどまらず、家全体の機能にも深刻な影響を及ぼします。約10年を過ぎると、外壁の表面は塗料の保護を失い、直射日光や雨水による直接的なダメージを受けやすくなります。日光や雨水のダメージにより、外壁材自体の損傷が進行し、修理や交換の必要性が高まります。また、外壁の劣化は家の断熱性を低下させ、冷暖房の効率が悪化するため、エネルギーコストの増加にもつながります。さらに、外壁の劣化は室内の環境にも影響を及ぼし始めます。雨漏りは、室内の壁や床材の損傷だけでなく、カビや結露の原因となり、住環境の悪化を招きます。特にアレルギーや喘息などの呼吸器系疾患を持つ人にとって深刻な影響を及ぼす可能性があります。

構造の安全性低下

シロアリ被害は構造的な問題を引き起こし、最悪の場合、家全体の安全性が損なわれるリスクがあります。25年以上の経過とともに、これらの問題はさらに深刻化します。

構造材の腐食やシロアリ被害により、家全体の耐震性が低下し、地震などの自然災害時の安全性が著しく損なわれます。また、外壁の大規模な修繕や交換が必要となる場合、高額な修繕費用が発生することになり、経済的な負担も大きくなります。

外壁塗装が本当に必要なタイミング

外壁塗装のタイミングは、外壁の状態によって異なってきます。下記のポイントで外壁塗装のタイミングを点検し、検討しましょう。

外壁の状態点検

チョーキング(外壁を触ると粉がつく現象)、ひび割れ、コーキングのひび割れ、コケやカビの発生、塗装の剥がれなどが見られる場合、外壁塗装が必要です。これらの症状は外壁の防水性が低下していることを示しています。

築年数や前回の塗装からの経過年数は目安となりますが、実際の劣化状況を基に外壁塗装のタイミングを判断することが重要です。外壁の状態を評価する際には、色の変化や変色も重要な指標です。

太陽の紫外線による影響で、塗料の色が褪せたり変色したりすることがあります。これは、塗料が劣化し始めている証拠であり、外壁塗装の必要性を示しています。

また、外壁に触れた際に塗料が手に付くチョーキングは、塗料の結合力の低下を表しており、外壁塗装が必要なサインです。

家の立地条件

家の立地による環境因子も外壁塗装のタイミングに影響します。たとえば、海沿いや山間部などの特定の地域では、塩害や高湿度、強風などにより外壁が通常よりも早く劣化する場合があります。

また、建物の向きや周囲の建物による日照の影響も、外壁の劣化速度に影響を及ぼす可能性があります。家が受ける環境要因を考慮し、標準的なタイミングよりも早めに塗装を検討することが望ましい場合もあります。

外壁塗装は、ただ単に家を新しく見せるためだけではなく、家の構造を保護し、長期的に維持するために重要です。そのため、外壁の見た目だけでなく、機能的な側面も考慮して、塗装のタイミングを判断しましょう。

定期的な外壁の点検を行い、必要に応じて専門家に相談することで、適切なメンテナンス計画を立てることができます。

まとめ

外壁塗装は、家の美観を向上させるだけでなく、家の構造を保護し、長期的に資産価値を維持するために極めて重要です。定期的な塗装は、外壁の劣化を防ぎ、雨水の浸入や構造的なダメージを最小限に抑えることで、メンテナンスコストを大幅に削減し、家を長持ちさせます。

外壁の状態を定期的にチェックし、チョーキングやひび割れなどのサインに注意を払うことは、家を守る上で不可欠です。適切なタイミングで専門業者による塗装を行うことで、外壁の寿命を延ばし、家全体の健全性を保つことができます。

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