雨漏りがおこったらどうする?費用感や修理のポイントを紹介
天井の上や外壁、屋上を確認しても原因がわからない場合、トイレなどの給水管・排水管から漏れている可能性が高いです。
給水管や排水管が原因の雨漏りは、雨などの天気に関係なく水漏れするのが特徴です。雨の日以外でも、水漏れやシミができる場合は、給水管・排水管が原因となる可能性があります。
その場合は、水道工事の業者へ依頼します。
雨漏りが起きたら業者へ依頼する
雨漏りのような水漏れが起きた場合は、自分で直すことが難しいです。そのため、早急に業者へ依頼する必要があります。
また、雨漏りの原因を特定するためには、専門的な知識や技術が必要です。原因によって修理方法も異なるため、まずは信頼できる業者へ依頼しましょう。
ここでは、雨漏りが起きた場合の修理費用や保険適用について解説しています。雨漏りが起きて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
修理費用の相場
雨漏りの修理費用は、原因によって変動します。屋根の面積や劣化の状況によって異なりますが、防水コーキングの修理だけで済む場合は、5万〜10万円が修理費用の相場です。
また、一部の瓦がずれていることが原因であれば、1万〜5万円で済むこともあります。しかし、ずれた瓦を戻すだけでは解決できず、追加工事が発生する可能性があります。
これらは軽度の劣化症状に当てはまりますが、劣化状態が重度だと20万円ほど必要になることが多いです。
このように、劣化状況や原因によって費用が大きく異なるため、専門業者に原因を特定してもらうことが大切です。業者に確認してもらい、原因がわかったら複数業者から見積もりをとりましょう。
修理は保険が使えることもある
雨漏りの修理費用は、数万円で済むこともあれば、20万円以上かかることもあります。修理費用が高額だと、支払いが難しくなることもあるでしょう。
雨漏りを修理する際、原因によっては加入している火災保険が適用されます。加入保険によって条件は異なりますが、自然災害であれば適用されるケースが多いです。
経年劣化や人的原因は、適用されません。しかし、住宅総合保険であれば、風災や雪災などと認められれば、保険適用となる可能性があります。
雨漏りの修理を依頼する場合は、加入している保険内容を確認してみましょう。
雨漏り修理は業者選びが重要
雨漏りの修理を依頼する場合、業者選びが大切です。業者選びに失敗すると、雨漏りが解決するどころか悪化してしまう可能性があります。
しかし、どの業者がよいのか悩んでしまう方も多いでしょう。初めての雨漏り修理は、わからないことが多いはずです。
そこでここでは、雨漏り修理をする業者の選び方を解説しています。雨漏りの修理依頼をする方は、ぜひ参考にしてください。
妥当な修理費用
雨漏りの修理をしている業者の中には、高額な修理費用を請求してくるところも存在します。先述した通り、軽度であれば5万〜10万円が雨漏り修理費用の相場です。
しかし、これを大きく上回る金額で請求してくる業者は、工事は下請け業者に依頼し、手数料が発生している可能性があります。一方で、修理費用が安すぎる業者は、手抜き工事をしているかもしれません。
さらに、見積もりを提示されたあと、50%割引や数十万円の割引がされる場合も注意が必要です。元の金額を高く設定し、割引することでお得感を出している可能性があります。
見積もり内容が明確
工事前に見積もりを提示されますが、内容が明確であるか確認が必要です。項目が多かったり、明細がわかりにくかったりする場合は注意してください。
優良な修理業者は、見積もり項目がわかりやすく明確です。費用が高額だと感じたり、不明な項目があったりした場合は、必ず確認しましょう。
そこで、曖昧な説明をする業者はやめておいた方がよいです。
施工実績
これまでの施工実績が確認できる業者は、安心して依頼できます。しっかりと施工している業者であれば、HPに過去の施工実績を掲載しています。
施工実績が豊富であれば、技術力もあり安心です。さらに、リアルな口コミを確認しておくのもよいでしょう。
対応スピード
雨漏りが起きたら、なるべく早く修理したいと考える方が多いです。自分たちで応急処置をしても、限界はあります。
そのため、原因の特定や作業などの対応スピードの早い業者がおすすめです。優良な修理業者であれば、問い合わせから原因特定や作業までのスピードが早いです。
気になる業者があれば、一度問い合わせをして、対応スピードを確認しましょう。
アフターフォロー
雨漏りの修理をした後、アフターフォローがある業者は安心です。雨漏り修理をしても、再発してしまう可能性があります。
再発してしまった際に、アフターフォローがあれば高額な費用を支払うこともありません。雨漏りの修理を依頼する場合は、アフターフォローの有無も確認してください。
まとめ
今回は、雨漏りが起きた場合の修理費用相場や、業者の選び方などについて解説しました。雨漏りが起きた場合は、正しく原因を特定し、早急に修理することが大切です。
雨漏りの修理費用は、原因や劣化の状況によって大きく変動します。劣化状況が軽症であれば、防水コーキングの修理だけで済むので、5万〜10万円ほどで修理可能です。
しかし、劣化状況が重度の場合は、20万円ほどかかることがあります。さらに、屋根の重ね葺きが必要になると100万円を超える可能性が高いです。
このように、雨漏り修理は高額になることもあるため、業者選びが重要です。修理費用が明確であったり、見積もり内容がわかりやすかったりする業者は安心して依頼できます。